派遣社員として働いている際に、最大3年間の出向が満了した段階で直接雇用に切り替えられなければ、他の出向先へ移動することになります。
若い間は工場勤務や未経験者歓迎の仕事に就業出来ていても、40代以降になると派遣の仕事は一気に減ることを実感するでしょう。
次に出向可能な派遣先を確認していると、介護業界の職種だけは増えてくることに気が付きます。
高齢化社会に伴い、特別養護老人ホームを始めとした福祉施設が増加しているにも関わらず、入所者から見た時に余りにも若すぎる介助者を敬遠する人がいるので、40代以上と入所者にやや近い年代の方が気兼ねなく介護サービスを受けられると人気です。
派遣の仕事から介護職を知り、経験を積み資格を取得することで、正社員として採用される道が用意されている点も魅力的でしょう。
40代以降で未経験から始められる仕事として、いきなり正社員では続くか分からないケースであっても、派遣の仕事から入れば徐々にスキルアップを目指すことが出来るわけです。
派遣期間は延長を繰り返しても、連続3年迄と決められているので、継続勤務している間に派遣先の施設との関係が良好であれば、契約期間満了時に正社員として雇用されるケースが増えています。
派遣スタッフとして勤務している期間が年単位に長くなれば、人となりや仕事の習得が可能となるので、施設側としても新しい派遣スタッフが新たに入るよりも、自社雇用に切り替えて継続勤務して欲しいと考えることは自然な流れです。
◯参考サイト◯http://40s-haken.com